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サウジアラビア 230億米ドル投資プロジェクト2019年第2四半期に開始

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「ビジョン2030」サウジアラビアが変革を推進する次の一歩を踏み出す

サウジアラビアのサルマン・ビン・アブドルアジーズ国王は2019年3月19日、 王国の首都リヤドの市民生活を大幅に向上させ、 魅力ある都市への変容を促し、 リヤドを世界で最も住みやすい都市の1つにするための4つのウェルビーイング・プロジェクトを公表した。

「キング・サルマン・パーク」「 スポーツ・ブルバード」「 グリーン・リヤド」「リヤド・アート」の4つのウェルビーイング・プロジェクトは、 サウジ・ビジョン2030の「生活の充足」プログラムを補完するものだ。 また、 国連の持続可能な開発目標に即して、 気候変動に対する緊急対策を推進しながら、 持続可能な都市と地域社会を作っていく。

政府による230億米ドルの投資を受けて開発されるこの4つのプロジェクトは、 住宅、 商業、 娯楽、 ウェルネスの各領域で、 民間部門に150億米ドル相当の投資機会をもたらす。 プロジェクトは数万人規模の新たな雇用の創出に加えて、 環境面での持続可能性に対する取り組みに支えられたウェルネス、 健康、 スポーツ、 文化、 アートへの総合的なアプローチに貢献する。

キング・サルマン・パーク は、 面積13.4平方キロメートルの都市環境の緑のオアシスで、 都市公園としては世界最大級の広さとなります。 住宅とホテルに加えて、 劇場、 美術館、 映画館、 スポーツ施設、 水景設備、 レストラン、 18ホールのロイヤル・ゴルフ・コースを備えたロイヤル・アート・コンプレックスが建設され、 リヤド噴水や垂直庭園など、 いくつかのランドマーク的な建造物も設置されます。 環境的に持続可能な都市開発として、 アート、 エンターテインメント、 文化に関わる国際的なコミュニティーのための機会を生み出す予定。

グリーン・リヤド は、 世界最大級の都市緑化プロジェクトで、 750万本の植樹を行い、 サウジの首都の緑地を拡大。 このプロジェクトは、 2030年までにリヤドの緑地を総面積の1.5パーセントから、 9.1パーセント(約541平方キロメートル)に拡大する試みの一助となる見込み。 一人当たりの利用可能な緑地面積は、 現在の一人当たり1.7平方メートルから、 一人当たり28平方メートルに増加。 これに対して、 世界保健機関の推奨面積は一人当たり9平方メートル。 グリーン・リヤドにより平均環境温度を摂氏2度下げる効果が見込まれ、 毎日100万立方メートル以上の下水処理水を灌漑に使用することで、 都市内水資源の持続可能性に寄与する。

スポーツ・ブルバード は、 市内中心部で健康とウェルネスを増進するための新たな象徴的施設となり、 この種のものとしてこの地域で初めて、 市内と郊外の丘陵地を巡る全長135キロメートルのプロフェッショナル向けサイクリングトラックを建設する。 市内全域で350万平方メートルのオープンスペースを追加するこの壮大なプロジェクトにより、 スポーツ・パビリオン、 乗馬クラブ、 陸上競技場も建設されることで、 幅広いスポーツ活動が可能になる。 スポーツ・ブルバードは完全にバリアフリーで、 あらゆる層の市民が利用できるよう考案されている。

リヤド・アート は、 パブリックアートへの単独の政府投資としては世界最大規模を誇り、 世界クラスのインタラクティブなパブリックアート・プログラムを通じて、 「壁のないアートギャラリー」としてリヤドの名を確立する。 10件の個別のアート・プログラムと年次開催のアート・フェスティバルから選ばれたアート作品1000点によるこの野心的なプロジェクトは、 世界各地のアーティストとアート愛好家を魅了し惹きつけるであろう 大規模なアート作品を取り上げる。 リヤド・アートのハイライトは、 ランドマーク・アートとしてリヤドの21世紀を代表する象徴的なインスタレーションで、 世界屈指の革新性と独創性を備えた意欲的なアーティストが手がける作品となる。

上記4つのウェルビーイング・プロジェクトの建設は、 2019年第2四半期に開始される予定。
Arch. Khalid Al-Hazani, Director, Architectural Projects Program & Public Affairs, +966544777772
hazzani@ada.gov.sa









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