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東芝ウォーターソリューションズ社 比の下水処理場建設プロジェクトを受注

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東芝インフラシステムズ㈱のインド現地法人である東芝ウォーターソリューションズ社(以下、TWS) とフィリピンの建設会社フレイ・フィル社(Frey-Fil Corporation)のコンソーシアムは、マニラ・ウォータ ー社(Manila Water Company,Inc.)から下水処理場建設プロジェクトを受注した。TWS はプロセス・ 機械・電気設備等の設計・調達・据付、および1年間の運転・保守を担当する。

マニラ・ウォーター社は、マニラ市政府とのコンセッション契約に基づき 1997 年からマニラ首都圏東部 地区の上下水道事業の整備運営を担っている。

今回、TWS が受注したのはフィリピン・マニラ首都圏東部リサール地区のヒヌルガン・タクタク下水処理場 建設プロジェクト。 処理能力は日量 1.6 万トンで、2023 年に完成予定。フィリピンでは 2016 年に BNR 注 1(窒素・リンの除 去)要求を含む厳格な排水規制が制定されており、今回のプロジェクトにおいても当該規制に対応した高 度処理プラントを建設することによって、マニラ・ウォーター社が進めるマニラ首都圏の水環境改善に貢献 する。なお、処理方式は、省スペース性に優れた MBBR 注 2 を採用。

TWS は、公共上下水道プラントおよび産業向け水処理設備における EPC 注 3 及び O&M 注 4 事業を、 インドを中心に東南アジア、南アジア、中東、北中米などグローバルに展開する。東芝グループは、長年 培ってきた水処理技術、ソリューション技術と、豊富な海外 EPC・O&M の経験に基づき、持続可能な水循 環システムの確立と環境先進コミュニティの創出に貢献する。

注 1 BNR: Biological nutrient removal(生物学的栄養塩除去)

注 2 MBBR:Moving Bed Bio-film Reactor(担体流動床式生物膜法)

注 3 EPC: Engineering, Procurement and Construction(設計・調達・建設)

注 4 O&M: Operation and Maintenance(運用・保守)

プロジェクト概要 件 名 ヒヌルガン・タクタク(Hinulugang Taktak)

下水処理場建設工事 発注者 マニラ・ウォーター社

内 容 下水処理場(処理能力 1.6 万トン/日)の建設および 1 年間の O&M

工 期 2021 年 7 月から 25 か月(2023 年 7 月完工予定)

 

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