㈱ 大林組は、建設現場付近の路上待機車両削減のため、地域の建設資材納入車両を一カ所に収容する物流拠点「エコロジサイト」を東京・神奈川・大阪の3地域で開設し、トライアル運用を開始した。路上待機車両の削減による交通渋滞や排気ガスの抑制により、建設業全体での社会的課題解決を目指す。
「地球環境に配慮し、良き企業市民として社会の課題解決 に取り組む」という同社の企業理念のもと、社会的課題を解決するこ とは企業の責務であるととらえ、地域の建設資材搬入車両の待機場 所となる物流拠点「エコロジサイト」を開設し、トライアル運用を開始し た。 「エコロジサイト」では、サイトから一定の範囲内(およそ 30 分圏 内)の建設現場に出入りする車両の待機場所とすることで、現場に 予定時刻どおりに搬入することが可能となり、現場周辺の待機車両 による交通渋滞や事故、排気ガスによるCO2の排出を抑制する。
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