日立建機、平野 耕太郎執行役社長兼CEO「2023年 年初挨拶」
~米州事業の立ち上がりは想定以上に好調、中期経営計画の完遂を目指す~
あけましておめでとうございます。年頭にあたり、ご挨拶を申し上げます。
昨年の建設機械市場は、中国やロシア・CIS以外では堅調な需要が継続し、マイニング市場も、高水準の資源価格を追い風にお客さまの投資意欲が継続しました。
しかし同時に、新型コロナウィルスの影響は続き、中国・上海口ツクダウンによるサプライチェーンの混乱や、新たにロシア•ウクライナ情勢問題も加わり、資材・物流費の高騰や金利上昇、インフレの加速など、舵取りが難しい経済環境でした。
そのような中、日立建機には、日立グループから独立し、日本産業パートナーズと伊藤忠商事を新たに株主として迎え入れる「筆頭株主の異動」と、ディア社と提携解消し「米州での本格的な独自展開の開始」という大きな二つの変化がありました。米州事業の立ち上がりは想定以上に好調です。弓|き続き、新たな資本構成のもとで米州での独自展開を成功させるべく、日立建機グループ全社一丸となって取り組んでいきます。