「ドローン」による建設業の生産性向上への期待が高まる。8割以上の小規模建設業者が「働き方改革」未着手
建設業では人材不足や高齢化が深刻で、建設業の企業が生き残るためには、建設DXなどによる生産性向上や働き方改革が必要不可欠となっている。クラウド型ドローン測量サービス「くみき」などを提供する㈱スカイマティクス(東京都中央区、代表取締役社長:渡邉 善太郎氏)は、建設業の生産性向上のカギとなる建設DXの現状を把握し、課題を明らかにするために、全国の建設業の企業に勤務する1,039名を対象に2022年11月にアンケート調査を行った。
建設業における小規模企業では、「働き方改革・残業削減」の取り組みの遅れや、ICT 化(デジタル化)の取り組みへの不満が高いことが明らかになった。また、建設 ICT ツールの中でもドローンは、導入による生産性向上の寄与度が高く、未導入の企業でも導入意向が最も高いツールであり、ドローンによる建設業の生産性向上への期待が高まっていることが示唆されている。