～電気・油圧ハイブリット駆動自走式土質改良機、「盛土」等による災害対策に貢献～

危険な盛土等を包括的に規制する「盛土規制法」がまもなく施行

土木用プラントで国内シェア No.1 の日工㈱（本社：兵庫県明石市、代表取締役社長：辻 勝氏）は、 土砂災害防止に向けて土質改良機「Mobix Eco（モビックス エコ）」を開発。2023 年７月より販売を開始 する。 また、同製品を含めた合計７つの環境関連装置を 2023 年５月 24 日から３日間、東京ビックサイトにて 開催される「2023NEW 環境展（▽https://www.n-expo.jp/）」に出展する。

【開発の背景】 建設現場で発生する建設発生土は年間 13,263 万㎥にのぼり、その内 79.8％は再利用されている※１。 しかし、建設発生土の不法投棄を含む不適切な盛土による土砂災害が近年増加しており、2021 年に発生した「熱海市伊豆山土石流災害」を受けて 2023 年５月 26 日に「盛土規制法」が施行される。 建設発生土の適切な処理にむけた法規制が強化されていくなかで、土質改良の必要性が高まってき たことから、自走式土質改良機「Mobix Eco(モビックス エコ)」を開発した。同社の 70 年にわたって培っ たミキサの開発技術を活かし、最大 100 ㎥/h※２の処理能力を実現。 土質改良機で適切な処理を行った建設発生土は「土質改良土」として生まれ変わることで再利用の幅 が広がり、循環型社会の実現につながる。 同社は、これまでも「アスファルト廃材」「コンクリート廃材」「廃石膏ボード」等建設副産物の再利用にむ けた装置開発に取り組んでおり、同製品の提供を通して循環型社会の実現を目指していく。

※１ 国土交通省 平成 30 年度建設副産物実態調査結果（確定値）

※２ 原料土によって変動する (参考)建設汚泥の処理実績：

▽https://www.mlit.go.jp/report/press/sogo03_hh_000233.html 

▽https://www.nikko-net.co.jp/product/solution_construction-waste/sludge/

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