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JAXAとHonda、循環型再生エネルギーシステムの実現性検討を開始

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JAXAとHondaは、人が長期間にわたって宇宙で滞在・活動するための環境構築を目指し、循環型再生エネルギーシステムに関する実現性検討を共同で開始する。

~宇宙での生活環境構築による持続的な活動に向けて~
~「循環型再生エネルギーシステム」を構築のための研究~
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(理事長:山川 宏氏、以下「JAXA」)と㈱本田技術研究所(代表取締役社長:大津 啓司氏、以下「Honda」)は、人が長期間にわたって宇宙で滞在・活動するた
めの環境構築を目指し、酸素や水素、電気を有人拠点や移動用車両に供給するための循環型再生エネルギーシステムに関する共同研究を進めているが、同システムの実現性検討を共同で開始する。
【循環型再生エネルギーシステムとは】
高圧水電解システムと燃料電池システムを組み合わせたシステムであり、太陽エネルギーと水から継続的に酸素・水素・電気を製造することを想定している。
具体的には、太陽エネルギーを使って、高圧水電解システムで水を電気分解し、酸素と水素を製造する。酸素は有人拠点で活動する人の呼吸用として活用、水素は月面を離発着する輸送機の燃料として活用することを想定している。また、酸素と水素を使って燃料電池システムで発電し、有人拠点や移動用車両などへ電気供給することを想定している。








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