コマツ(社長:小川 啓之氏)は、鉄道車両向け新型縦型エンジン「SAA6D170E-5R」発売した。
コマツ(社長 :小川啓之氏)は、ディーゼル機関車や保守用車などの鉄道車両向けに、排気量23L (600馬力)のコモンレール式燃料噴射システム採用・新型縦型エンジン「 SAA6D170E-5R」を発売した。 鉄道車両向けディーゼルエンジンは環境対応型のコモンレール式燃料噴射システムが主流となっている。 気動車向け横型ディーゼルエンジンも含め、同社が展開する鉄道車両向けディーゼルエンジンの全製 品が同システム採用エンジンとなった。
コマツは、排気量10L以上の中大型ディーゼルエンジンを国内で自社開発・生産している数少ないエ ンジンメーカーであり、自社製品である建設機械向けエンジン以外に、鉄道車両や発電機、産業機械向 けにもディーゼルエンジンを展開している。 今回発売する「SAA6D170E-5R」は、自社製品であるブルドーザー「D375A-6R」に搭載しているエンジ ンをベースエンジンとして、品質および耐久性には定評がある。