「基本と正道」、確固たる基本を身につけ、社会や未来に向け正しい行動を
日立建機グループは、日立建機㈱の執行役社長兼 COO である先崎 正文氏は、入社式を迎えた新入社員に向け、訓示を 述べた。(以下、要旨)
「入社おめでとうございます。新入社員の皆さんを迎えることがで き、大変嬉しく思うと同時に、皆さんの人生の重要な節目に、日立建 機グループと共に歩む選択をしていただいたことに対し、感謝申し上 げます。ありがとうございます。
本日、皆さんは社会人としてのキャリアをスタートされました。一日 も早く、日立建機グループ発展のための頼もしい担い手として活躍さ れることを期待します。 私から皆さんに心掛けていただきたいことは、「基本と正道」です。
何事にも「基本」というものがあるように、仕事にも「基本」があります。 確固たる基本を身につけていれば、いかなる環境下においてもチカラ を発揮することができ、自分を見失うことなく適切に対応できるはずで す。そのため、まずは太く強固な「基本」を身につけることです。
そして「正道」、これは「正しい道」と書きます。何か行動しようとする時に「自分の為だけではなく、周り の人の為になるのか」、「社会の為になるのか」を問うて、「Yes」の道を進んでください。また、日立建機グ ループの VISION である「豊かな大地、豊かな街を未来へ。安全で持続可能な社会の実現に貢献しま す。」やコンプライアンス遵守の考え方に沿っているのかを常に問うて、「Yes」の道を進んで下さい。これ が基本であり、正道です。
我々は、建設機械メーカーです。お客さまや社会のニーズに応えるべく、「基本と正道」に則って、製品 すなわち「モノ」を開発し、真摯に造り、販売会社や代理店を通してお客さまに届ける。加えて、「コト」と言 われるソリューションをお客さまと共に創り上げて提供する、そのすべての大元が「基本と正道」です。
日立建機には、70 年を超える歴史があります。その中で、昨年は、北中南米事業の独自展開と、資本構成の変更に伴う新たなパートナーとの協業が本格的にスタートするという、2つの大きな変化があり ました。「第二の創業」と言える大きな出来事です。
皆さんは、その真っ只中にいます。 このような環境の中、皆さん一人ひとりが、お客さまや社内の先輩達と充分にコミュニケーションをとりな がら成長を続け、斬新な発想で、価値のある新たな施策やソリューションを生み出していってくれることを 大いに期待しています。」
(2023 年4月3日、土浦工場において)